かっち署イル課 > イロワケイルカの飼育係 健康診断編1

イルカ飼育係のお仕事〜健康診断編(1)イルカ

 水族館で生き物を飼育していてもっとも気をつけなければならないことは、生き物たちの健康です。
 松島水族館のイロワケイルカの場合、1ヶ月に1回程度、プールの水を抜いてイルカを取り上げ、採血・体温測定などの健康診断を実施します。
 1回の健康診断で2〜3頭を検診するので、イルカ1頭について2〜3ヶ月に1回の頻度で健康診断を受けることになります。

 健康診断の日は、まず朝一番でイルカプールの給水を停止します。
 これによって水がどんどん流れていくので、水の量は減っていきます。
 イルカたちも「何かいつもと違うぞ?」と思うのでしょうか、給水を停止したとたんに行動があわただしくなり、しきりにジャンプする個体も現れます。

飛ぶイルカ
↑びっくりして飛び上がるイルカたち↑

 高さ5mほどのプールに人が降りれるような水位になるまで1時間半ほどかかります。
 とりあえず水位が下がると、まずプールの掃除を行います。
 水族館の水槽は海水をそのまま取り入れているので、水中には目に見えない植物プランクトンや海藻の胞子などが大量に含まれています。その中で水槽の環境に適応したものは水槽の底や壁面で繁殖します。そのままだと見栄えが悪いので、これをデッキブラシで落とすのです。

水槽掃除
↑水槽掃除。お客さんも珍しそう↑

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