水族館に関して思うこと![]()
水族館という施設の存在自体に関していろいろな意見があります。
例えば、野生の生物を人間が勝手に捕まえてきて見せ物にして金を儲けるとはけしからん、という意見があります。
しかし、僕は水族館を『見せ物』とは考えていませんし、水族館が『金を儲ける』ための施設であるとも思いません。
あくまで水族館は、研究のための学術的な施設であり、その存在意義の根本は、大学の生物系の学部と同じであると思います。
大学は通常、研究施設や研究生物を展示しませんが、水族館はそれを一般に公開、展示します。そのためにコストがかかるので、入館料を頂くのです。
水族館の多くが、公立であることからも、このことはお分かりいただけるでしょう。
ところで、インターネットで資料を検索していると、様々なものが見つかります。
間違った情報や嘘の情報、そして特にひどいのは、誹謗中傷です。
僕がイロワケイルカに関して情報を収集していた時に偶然見つけてしまった、大変残念なページがありました。それは、
水族館などでイルカの面倒を見ているトレーナーなどの人たちは、みなイルカを愛し大切に扱っている。しかしその事自体がすでに、アメリカの西部開拓時代のアメリカインディアンに対する白人の公平という概念に似て、根本的に不自然で不均衡・不平等な接し方だと意識したら、まだその仕事を続けられるのだろうか。
などというものであります。
このページの作者は、一体何の権利と必要性があって水族館の職員という職業を否定し、彼らを誹謗中傷するのでしょうか。
水族館のイルカを、彼らは『見せ物』であるという『悪意』に満ちた『思い込み』でしか見れないために、こういう意見が生まれるのでしょう。誤った情報に基づいて誹謗中傷されるということほど、理不尽なことはないと思います。
※ちなみに『アメリカインディアン』という呼称は差別を助長するので『ネイティブアメリカン』と改めようという風潮が、現在の多数派だそうです。
このページを見てくださった方は、水族館が好きな方が多いと思います。
どうか、誤った情報や噂に惑わされずに、あなたの好きな、水族館を楽しんで、もっと好きになってください。